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    アホなんで私・・・

    己のアホさについて、後悔の日々を送っております。

    今の自分を反省する、省みるために、
    アホの起源を紐解き、弁証法的、かつ唯物論的に検証してみようと思う。


    私は、小学校・中学校と鍵っ子であった。
    鍵っ子ゆえの残念さというべきか、私は時々、鍵を家に置きっぱにして
    学校から帰ると、家に入れないという現象に遭うことがよくあった。

    そんな時でも、私は焦らない。
    私は慄かない。

    勇気と知恵によって、いとも簡単に解決する術を知っているからである。



    これをご覧いただきたい。

    Image4829.jpg

    これは、私が中学生のころ住んでいたマンションの屋上に通じる柵である。
    我が家は最上階であったため、この柵をヒョイっと飛び越えれば、我が家のベランダに通じているのである。


    だが、屋上からベランダに通じた部屋の鍵は施錠されているのである。
    そこで私は、いま一度、勇気を奮わなくてはならない。


    次の図をご覧いただきたい。

    Image4826.jpg

    窓の鍵が開いている部屋へ行くには、もう一つのベランダを超えなければならないのである。
    最上階だけあって、風は常に強く吹いている。

    自分の胸ほどの高さのあるベランダの柵を、思いっきりよじ登るのだ。
    そのとき、強い風によって、制服のスカートがめくれ上がり、パンツが丸見えになろうとも、
    萎縮してはいけない。恥を恥と思ってはいけないのである。


    ちなみに、マンションの目の前は駅です。


    誰かに見られていないとは、言い切れない。
    駅を挟んだ向かいのマンションには、同級生が住んでいた。
    恐らく、彼女にはバレていなかったと思う。


    こうして、無事、窓の鍵が開いている部屋に入り、事なきを得るのだ。

    しかし、そんな私でも、手に負えない事態に陥るときがあった。

    それは、鍵を忘れて「嗚呼、またベランダだわ」と思うより先に、
    おしっこがガマン出来ないときがあるのだ。

    何故だろうか。マンションのエレベーターに乗った途端、
    おしっこが出そうになってガマン出来なくなる。

    ベランダをよじ登る前に、其れを済ませておかないと、
    ヘタしたら尿意に気をとられ、まっ逆さまに落っこちてしまうかもしれないのだ。


    だから私は尿意を解放してやった。
    マンションの踊り場の排水溝に。エントランスっていうのかな?

    最上階には、有難いことに我が家ともう一世帯しか部屋がない。
    もう一世帯のひとは、夜遅くにならないと帰らない一人暮らしの男性だった(ピアノがお上手でした)。

    だから、見晴らしの良い最上階のエントランスで私はおしっこをしました。
    何回もしました。だって、ガマン出来なかったんだもん。


    これはもう、アホというより、反社会的である。
    ドン引きして嫌われるレベルである。
    しかも、こんなことを公表するなんて、人格を疑ってしまう。
    良い子はマネしちゃ駄目だよん。



    そして、そんなアホ中学生時代から大人の女性へと成長した私。
    築40年は軽く過ぎている、とっても古いアパートへ引っ越した。

    ほんとに古いアパートだった。トイレも汲み取り。
    換気扇が壊れてたから、臭かった。


    大人の女性に成長したというのに、鍵を忘れて家を出ることだけは治っていなかった。
    仕事へ出掛け、デートへ出掛け、家の前に着いてハット気付く。

    「やべ~~~!まった鍵忘れちゃったよ」


    こちらをご覧いただきたい。

    Image4827.jpg

    歴史は繰り返す。
    いつかきた道。

    嗚呼、そうだよお。

    私は慌てず騒がず、粛々と淡々と、汲み取りトイレの窓ごと、外しに掛かる。
    これが意外と簡単に外れる窓なのだ。

    臭いトイレだから、窓は常に開けたまんま。
    隣の風呂の窓も、たまに開いてたけどね。

    このトイレの小さい窓を外し、思い切りジャンプして隙間に上半身を突っ込む。
    そして、腰までトイレ側に身を乗り出し、そのままなだれ込む。


    こんなことを、何十回と経験すれば、鍵を忘れたOR 失くしたって平然としていられるのである。
    さすがにこの頃は、野しょんべんまでは、してません。

    何てったって、2分ぐらいで部屋に入れちゃうからね。


    さあ、弁証法的、かつ観念的に、アホ起源を振り返って来ましたが、
    我ながら、スケッチまで描いて何やってんだろう、この中年は。という結論に達しました。





    (文章が笑ってないか、内心、心配な今日の日記でした)








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    プロフィール

    みぃ

    Author:みぃ
    2019年2月プロフィール更新しました。
    境界性人格障害・レイプによるPTSDの患者でした。


    08年、社会復帰したので、本格的にレイプと闘う気持ちになりました。
    レイプ被害の現実などを、自分の一例としてたまに書いてます。
    何か私にお話がありましたら↓(メルアド変わりました)
    chibinet77(☆)yahoo.co.jp (☆)を@に変えてメールください。

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