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    彼もわたしの被害者かも(フラッシュバックにご注意)

    こんなん書く意味があるのか。ないのか。
    多分、ないでしょう。






    なぜ性犯罪被害者が、身内や恋人など近しい人から責められるのか、について。


    恋人だった彼の場合で考えてみると、
    はじめは私と同じように傷付いていたし、加害者を非常に憎んでいた。
    事件後、ひと月ほどした頃、彼は加害者に電話している。
    「俺は忘れてないぞ。あんたも忘れていないだろうな」という意思を伝えると
    「なんだ!脅すつもりか!」と動揺していたそうだ。
    彼は心底がっかりしたと話していた。

    その頃までは、「絶対に二人で幸せになろうな。負けてなるもんか」と
    私を励ましてくれたりしてたものだ。

    けど、やっぱり彼も人間だし。
    弱く折れやすい心を持ってるし。

    加害者への怒りを維持するのは、とても疲れる。
    しかも加害者は目の前にいない。
    会うことすら出来ないし、会いたいとも思わないだろう。

    そう簡単に事件のことを、近しい人たちも忘れることは出来ない。
    目の前にいる私を見るたびに思い出す。

    怒りが突然、甦り、行き場を失う。

    そのとき目の前にいるのは、私だけ。
    被害者の私に、思わず矛先を向けたくなってしまう。

    はじめは、怒りの気持ちを私と共有しようとして言葉にするのだけど、
    その内、怒りが一人歩きしはじめて、誰に向けているのか分からなくなってくる。

    次第に、被害者の恋人を加害者に寝取られた、と脳が勘違いし始めてくるせいで、
    私に対する怒りが芽生えてくる。

    そういった脳の勘違い(すり替え)は、
    加害者が目の前にいないことで、怒りをぶつけられない不満などから逃れるための、自衛の行動なのかも知れない。

    一度、その抜け道を味わうと、もうそこから抜け出せない回路が出来るのかも知れない。

    自分で自覚ないままに、これは正直な自分の気持ちだと納得して、
    そしてこれは、正当な感情だと思い込むことで、強姦の事実からどんどん遠ざかることが可能になる。


    実際に苦しんでいるのは、被害当事者だけになり、
    事件から日にちが経つと共に、更に溝は深くなる。

    忘れようと思えば忘れられる立場になり、
    逆にどんどん傷が深まっていく私との間に乖離が生まれる。

    そんな彼のこころの変化の意味など、想像もしていなかった私は、ただ動揺して傷付くだけで、
    必死で彼の気持ちを追いかけ、すがり、怒る。


    あの後、暫くして他人になってしまえば、彼は楽になれたかも知れない。
    すれ違っていくままに任せ、時間ばかり過ぎて、結局ふたりで幸せになれなかった。
    実際、彼を縛り付けてしまった。
    彼があの後、自由に思うままに生きられなかったのも私のせいかも知れない。

    彼は、私にひどく当たりながらも、どこかで心配し続け、自由に振舞わなかった。
    申し訳ない気持ちになる。
    おまえが結婚したら俺も結婚すると言っていた時期があった。
    私を置いて幸せになれなかったなら、本当に済まない。


    なにが言いたいのか、自分でも分かりませんが、
    彼に申し訳なかったと言いたいんだと思います。
    そう思いながらも、彼に対して、未だに怒りをおぼえることがあるのです。






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    プロフィール

    みぃ

    Author:みぃ
    ~またプロフィール更新しました~

    境界性人格障害・レイプによるPTSDの患者でした。


    08年、社会復帰したので、本格的にレイプと闘う気持ちになりました。
    レイプ被害の現実などを、自分の一例としてたまに書いてます。
    何か私にお話がありましたら↓(メルアド変わりました)
    chibinet77(☆)yahoo.co.jp (☆)を@に変えてメールください。

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