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Tommy can you hear me?

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ザ・フーのピート・タウンゼント、児童虐待問題に踏み込んだ自伝を出版へ!



The+Who+thewhomods.jpg


The Whoのピート・タウンゼントの自伝 『Who he?』が、
ついに来年の2012年に出版されるという情報を知って、
この頃ピートのことをいろいろ考えてたところだったので感激しています。


ピートはこの自伝を執筆するにあたって、2003年に児童ポルノサイト観覧による
不当な画像所持・配布の疑いで逮捕・不起訴になりました。
私はその経緯がキッカケでピート自身の性虐待被害を知ることになり、
何か他人のような気がしない、というか、ある意味、同胞として、彼の音楽をより愛するようになりました。


彼の主張を信じるか信じないかは、人によって違うと思うし、
自分としては、特別クラスで好きなミュージシャンだから、良い方に信じたいという気持ちがあることは確かです。


(ここで今、児童ポルノ規制法など日本でも議論になっている事柄については、
 また別の機会に書きたいと思います)


ピートがこの自伝を執筆する際に、ネット上に溢れている児童ポルノを調べようとして
サイトを観覧したことについては、不十分な文章ですが以前、ピート・タウンゼントの過去で書いた通りです。
因みに、出版される自伝の中で、この時の児童ポルノサイトについても詳しく触れている事をピートのインタビューで読みました。




ロックオペラ『Tommy』は、ピートの自伝的作品だと言われて来ました。
私が初めてトミーのアルバムを聴いたとき、曲(歌詞)の内容の本当のところは英語だし解らなかったけど、
何故かとても伝わってくるものがあり、聴きながら号泣したことを覚えています。


近年のロジャー・ダルトリーのインタビューによると、
映画『Tommy』で、キース・ムーン演じる「アンクル・アニー」は、
何とも悲しいことに、まだ5歳だった幼いピートに対し、
性虐待をしていた実際の人物がモデルになっていたのだそうです。


その事実を知って、私はTommyという作品が何だったのか納得できました。


tommy3.jpeg



see me   feel me   touch me  heal me
僕を見て 僕を感じて 僕に触れて 僕を治して・・・


見えない、聞こえない、話せない世界で、アメージング・ジャーニーする幼いトミー。


「お前は何も見ていない!何も聞いていないし、何もなかったんだ!  
 誰にも言っちゃいけないよ  何もなかったんだから!」

このような大人の圧力、または無関心のなかで、
でも、こころの中で、必死に救いを求め叫んでいる。
ピートに実際、このような大人たちの圧力があったのかは分かりません。

けれど、多くの性暴力被害者がそう感じ、察するように、ピートもそうだったのでしょう。
これは言葉ではない、無言の抑圧であり、絶対に誰にも言ってはいけない、
くちにしてはいけない事なのだ、と被害者は悟るのです。


これは体験者にしか分からない、知り得ない、全く理不尽な無言の暴力です。


tommy1.jpg

トミーが成長しても尚、心の中で助けを求めるだけ。
そしてトミーはピンボールに自我を求め、自らを癒し始める・・・。

これって、まさにピートの生い立ちと重なるのではないでしょうか。
自伝を読むまえなので想像に過ぎないけど、自分の半生をトミーに重ね描いたなら理解できます。



images.jpeg



ピートはwhoで創作すること、曲を作ること・・・、表現することで、
自分自身を癒していたのじゃないかな、と思ったのです。

Tommy
Quadorphenia
この2つのビッグアルバムに共通する、ピートが背負っている心の闇、
言葉では足りない・出来ないものを、ギター、ドラム・ベース・歌声で伝えていたんだ!と私は感じました。
このピートの言葉にならない闇の世界を、他のメンバーが一緒に表現してくれたことは、
ピートが生き続けていくうえで、どんなにか重要であったろうことも想像できます。
本当に涙・・・・。


ですから自伝に15年の歳月をかけたこと、
特に、この自伝でピートの子ども時代を書くことに、7年もの時間をかけて執筆したこと・・・。


66歳の今もなお、表現し切れない、言い尽くせない想いを抱え、
自伝を通じて自分が生きてきた軌跡を書いたということに、本当に涙が出てしまう・・・。

これほどまでに性暴力被害というのは、長い時間、たった一度の人生の貴重な時間を
苦しみと苦悩で費やしてしまうのだ、と、多くの人が知るきっかけになったらな、と思う。





ピートの勇気に感謝。早く読みたい!
きっと私にとって、大きな人生の指針にもなるし、ピートと共にあるもの・・・、
ピートと共有する苦しみを持つ、それが自分の励みになると思う。


See me Feel me ワイト島ライブ'70



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08年、社会復帰したので、本格的にレイプと闘う気持ちになりました。
レイプ被害の現実などを、自分の一例としてたまに書いてます。
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