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    牛乳はお母さん牛のお乳

    子どもの頃から、家では牛乳ってあんまり買ってなかった記憶があります。

    まぁ、40年くらい前なんて、お肉も牛乳も贅沢なものでしたからね。

    30年前として考えても同じです。

    牛肉なんて最高級に贅沢だったし、牛肉が食べられるのは特別な日ぐらい。

    年に1回あるかないか。

    豚肉でも、昔はそれほど食べなかったですよ。

    15歳過ぎた頃くらいから、豚肉を晩御飯のメニューにするのが多くなったぐらい。




    さて、牛乳なんですが。

    あたしは子どもの頃からアホちゃんでして、

    牛さんは、1年中、自然にミルクを出せるものって思っていたんです。

    そのぐらいアホでした。しかも、最近までその考えのままでした。

    というか、深く考えもしてませんでした。


    牛さんっていうのは、ヒトと違って自由自在にお乳を出し続けることが出来るのだ、と。

    だって、乳首を絞ると、たーくさんミルクが出てくるでしょう?

    最近じゃ、乳首に機械を付けて、人力で絞らなくても自動的にミルクがタンクに溜まるんですね。



    でも、ある時ふと気付きました。

    お母さん牛は、妊娠出産したからお乳を出せるのだ、と。

    今頃気付くなんて、つくづくアホですよ。

    簡単に逆を言えば、妊娠出産をしなければ、お乳は出ない!

    ヒトと全く同じなのだ、と!

    あたし、自分に呆然・・・。


    じゃあ、牛舎にいる牛さんたちは、みんな妊娠出産した母さん牛なんだね?

    Atom_Heart_Mother.jpg





    一生に何度も、妊娠させられ子どもを産まされ、

    子どもに飲ますためのお乳を、人間が飲む。

    常にお乳を出せる状態にさせられている。



    ええ???

    じゃあ、もし、家のシロ子だったら・・・?





    080529_204114.jpg


    シロちゃんを何度も妊娠させて、子どもを産ませて、

    そのシロちゃんからあたしたちはミルクを貰うってこと???

    妊娠出産なんて大変なこと、母体だって大変な体力の消耗になるのに、

    母親は命をかけて出産するのに、、、、

    それを何度も何度も???

    そして、もう出産が出来なくなった牛さんは、お肉になるの・・・?





    Atom_Heart_Mother.jpg


    一見のどかに見えてた乳牛さんが、こんなに過酷な一生を送っているのを知った。

    全然のどかじゃなかった。

    最初からお肉になるために生産されている牛さんや豚さん、鶏さんより、

    のどかなイメージを勝手に持っていたんです。



    アルプスの少女ハイジ。

    この中でオンジが、ヤギさんのミルクやバターやチーズなどを

    下の町に売りに行くシーンがあります。

    そしてそれを売って、日用品などを貰う物々交換をしていました。

    そうなんですよねぇ。

    昔は、そうやって小さな集合体で成り立っていた。

    山に住むオンジたちは、ヤギや羊を放牧して伸び伸び遊ばせ、

    自然に妊娠したヤギが出すお乳を少しお裾分けしてもらって、

    バターやチーズなどの保存食品を作っていた。
    (モンゴルなどでも同じようにしていましたね)

    heidi_tva_top.jpg



    人間が動物たちと共に暮らして、その恩恵を少しだけ頂く。

    こうやって先祖代々やってきたんですよね。

    無理はせず、自然の流れに寄り添って。

    いつからか人間は、生き物の命を”生産”するようになって、

    部品を作るのと同じように考えるようになったんですね。

    自然の流れに逆らってでも、神の領域を侵してでも、貪欲に突き進んできた。

    そこまでして、毎日のようにミルクやお肉やお魚や卵を食べる必要あるのかな・・・。

    昔は贅沢品だったものが今は日常的に手に入り、

    安い値段で買える。

    色んな加工食品にも形を変えている。

    元々どんな姿だったのか想像も出来ないくらいに変わっているものもある。

    しかし食べるときは有難く頂きます。

    それを忘れないように、すっごく想像力を駆使して、

    敢えて意識して有難がってます。




    てか、それくらい意識しないと、すべてが”当たり前”になってしまう・・・><

    食べられて”当たり前”

    売ってて”当たり前”

    簡単に手に入って”当たり前”


    これじゃあ、命あるものにとても申し訳ない、と思うのです。

    そして今までの自分を反省するのです。

    大食い大好き!回転寿司大好き!大盛り大好き!だった己。。

    確かに大喜びして食べてはいたけど、感謝が全然足りなかった。




    食べ物をもっと大事に考えて、

    大量生産だけがすべてじゃないんだっていうふうに思ったら、

    牛さん豚さん鶏さん、魚さんたちも、もっと暮らしやすい環境になるような気がします。


    口てい腋の被害が続いていますが、

    立つことと座ることしか出来ないスペースに閉じ込められていれば

    伝染病が拡大するのは当たり前で、

    今やっている畜産の形を、少し変えるだけでもウィルスに負けない免疫力を作れるのではないでしょうか。

    そうすれば家族同然の家畜たちを、無駄に殺すこともなくなるかもしれない。

    畜産農家の方々の悲痛な叫びと、嘆きを無駄にしないためにも、

    国はそういう環境にこそお金を使って、援助して、助けるほうが良いのは?

    農家の方々の泣きじゃくる姿。

    死ぬのを分かっているかのように悲鳴をあげる豚さんたち。

    きっと分かっていたんだね。

    本当にこれは地獄かと思いました。


    問題の根っこを何とかしないと繰り返し起こるでしょうし、

    その度に殺処分すれば済む、っていう問題じゃなさそうです。



    あたしたちの毎日食べる食べ物のことも、

    根っこでは繋がっているんだろうと思うのです。






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    コメント

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    管理人のみさまへ

    コメントどうもありがとうございました♪
    こういう錯覚(?)の元を考えてみましたよ。
    きっと、鶏さんは無精卵を毎日産んでいるからかな?と思ったんです。
    今、グルメとか言って有精卵が珍重されてますけど、
    本来はヒトと同じ排卵なんだから、毎日生み続けるのは不自然なんですよね。そういうふうに交配を続けて、毎日産む鶏を作ってしまった。
    20年の寿命がある筈のニワトリが、たった2年くらいで廃鳥として食肉にまわされるとか。厳しすぎます。。
    乳牛も同じように、交配を重ねて重ねて、乳をより多く出すように改良しちゃった。
    鶏も乳牛さんも、生産性が劣ってくれば用無しになって死ぬ運命なんて、知りもしなかったです。
    今まで知らずにいた自分ですが、少しでも知ることで命の生産って何なのか考えていきたいと思ってるんです。
    あたしも同じ雌(?)ですから、もうちょっと動物の現状を知ってても良いと思うんですよね^^
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    プロフィール

    みぃ

    Author:みぃ
    2019年2月プロフィール更新しました。


    誰も咎めない、哂いものにしない.
    全ての差別に反対することは不可能なことじゃない。
    だから自分の間違いに気付けるようになりたい。


    境界性人格障害・レイプによるPTSDの患者でした。


    08年、社会復帰したので、本格的にレイプと闘う気持ちになりました。
    レイプ被害の現実などを、自分の一例としてたまに書いてます。
    何か私にお話がありましたら↓(メルアド変わりました)
    chibinet77(☆)yahoo.co.jp (☆)を@に変えてメールください。

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